#08 岩殿山

岩殿山

岩殿山は、山梨県大月市(おおつきし)にあり、標高634メートル(スカイツリーと同じ標高)の岩山です。南面に鏡岩(古くは大黒岩)とよばれる大岩壁(礫岩)がそびえ立っています。南と東を桂川と葛野川に挟まれ、西と北は山々に囲まれる要害の地で、都留(つる)郡の領主小山田氏の城があった場所です。この城には、武田勝頼が小山田信茂を頼って新府城から岩殿山へ向かう途中で、信茂が裏切ったため、武田氏が滅んだという哀史が秘められています。中腹の丸山は公園として整備されています。山頂の展望台、峰続きの兜(かぶと)岩、稚子(ちご)落としなどの絶景ポイントがあります。大月駅からのアクスセスも良く人気のある、大月のアイコン的な山でもあります。

コーヒー豆

大月市の歴史や文化に大きく関わりのある岩殿山。どっしりとしたイメージの岩山で人気の高い山でもあります。「#8 岩殿山」は、多くの方に楽しんでいただきたくて、ベーシックな味わいでたくさんの人に愛されている、ブラジル産の豆を選びました。スタンダードなテイストのコーヒーです。丁寧に育てられた甘いブルボン種を深く焙煎しています。しっかりとした苦味の中に優しい甘さを感じていただけると思います。スイーツとのペアリングは格別です。食後のコーヒーとしても楽しんでいただける、ベーシックで美味しいコーヒーです。

農園

バウー農園は、特に雨期と乾季がはっきりとしており、最もコーヒー栽培に適した気候となっています。恵まれた気候、肥沃な土壌をもつこのバウー農園で丁寧に栽培されたブルボン種は甘く、コクがあり、バランスの取れた味わいで多くの人に愛されています。種農園主のトミオ・フクダ氏は、日経2世で、日本人のスピリットを取り入れ、綺麗な農園作りと効率の良い作業にも心がけています。バウー農園は、生産者の顔が見える、安心で安全、信頼できる高品質なコーヒー作りを実践しています。

BRAZIL Tomio Fukida Fazenda Bau

生産国 : ブラジル
標高 : 1,100m
地域 : ミナスジェライス州/セラード地区
品種 : ブルボン
生産者 : トミオ・フクダ
農園 : バウ農園
生産処理 : ナチュラル
テイスト : ナッツ、チョコレート